就算流星隕落，我也要活下去，我定要找到你！

君の名は。

朗讀者：shio

BGM：三葉のテーマ - RADWIMPS

君きみの聲こえは、耳みみに屆とどく。

我聽到了你的聲音。

「目めが覚さめてもお互たがい忘わすれないようにさ」あの時とき君きみはそう言いって、「名前なまえ書かいておこうぜ」私わたしの手てに書かいたんだ。

那時你說，「醒來後也不要忘了彼此」，然後在我的手上寫下「寫上自己的名字吧」。

倒たおれたまま、私わたしは目めを開ひらく。

倒下的我漸漸睜開眼睛。

ずきんずきんとにじむ視界しかいに、私わたしの握にぎった右手みぎてがある。指ゆびを開ひらく。開ひらこうとする。でも、硬かたくこわばっている。それでもすこしずつ、私わたしは指ゆびを開ひらいていく。

在隱隱作痛的眼睛的視線範圍內，是我緊握的右手。我想要伸展手指，張開手掌。但是僵硬的手指完全不聽使喚。儘管如此，還是一點一點地鬆開了。

なにか、文字もじがある。目めを凝こらす。

上面好像有什麼字，定睛看上去：

すきだ

喜歡你

息いきが、一瞬いっしゅんとまる。私わたしは立たち上あがろうとする。力ちからがうまく入はいらなくて、長ながい時間じかんがかかる。それでも私わたしの二に本ほんの腳あしは、もう一度いちどアスファルトに立たつ。そしてもう一度いちど、手てのひらを見みる。いつか見みたことのある懐なつかしい筆跡ひっせきで、すきだ、とだけ書かかれている。

呼吸，在那一瞬間停止。我試著站起來。但因腳上無力，比平時花了更長的時間。但終於，我的雙腳再一次站在瀝青路面上。再一次，看著手心。那是令人懷念的筆跡寫下的，喜歡你。

……これじゃあ、と私わたしは思おもう。涙なみだが溢あふれて、視界しかいがまたにじむ。涙なみだと一緒いっしょにまるで湧わき水みずみたいに、あたたかな波なみのようなものが體からだ中じゅうに広ひろがっていく。私わたしは泣なきながら笑わらって、君きみに言いう。

我想，這樣的話…淚水奪眶而出，再次模糊視線。和淚水一起湧出的如同泉水般、如同暖流般的東西在身體中遊走。我笑著，哭著，對你說：

これじゃあ、名前なまえ、わかんないよ——。

這樣寫，怎麼可能知道名字嘛——。

そしてもう一度いちど、全力ぜんりょくで、走はしり出だす。

而後又再一次，全力向前跑去。

もうなにも怖こわくない。もう誰だれも恐おそれない。もう私わたしは寂さびしくない。

再也不會害怕任何事任何人，我已不再寂寞。

やっとわかったから。

因為我終於明白了。

私わたしは戀こいをしている。私わたしたちは戀こいをしている。

我戀愛了！我們戀愛了！

だから私わたしたちは、ぜったいにまた出逢であう。

所以我們，一定會再次相遇。

だから生いきる。

所以我要活著。

私わたしは生いき抜ぬく。

我要活下去。

たとえなにが起おきても、たとえ星ほしが落おちたって、私わたしは生いきる。

即使有再大的事情發生，即使流星隕落，我也要活著。

(本土節選自小說『君の名は。』新海誠·作

圖片來自網路)

單詞卡

ずきんずきん： 跳痛（疼），一跳一跳地痛

硬い（かたい）： 堅硬；死板，生硬

凝らす（こらす）： 凝神；僵硬，不靈活

湧き水（わきみず）： 泉水

出逢う（であう） ： 邂逅，相遇

-END-

君の、名前は？

點擊展開全文

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