石原里美的《Unnatural》揭露了日本法醫界現狀

天下 03-03

これならシリーズ化も十分アリか。法醫學の世界をテーマにした石原さとみ（31）主演のドラマ「アンナチュラル」。その評判が玄人からもすこぶるいいのだ。が、一方、現実の法醫學界に目を向ければ、実は、世界の常識ではあり得ない、まさに「アンナチュラル」な事態に陥っているという。

以法醫學的世界為主題，由石原里美（31）主演的電視劇《Unnatural》照現在的情形發展下去系列化的可能性也不小。就連業內專家都對這部劇的評價非常之高。而另一方面，將視線轉向現實中的法醫學界，會發現其實際上突破了世界的常識，確確實實陷入了「不自然死」的事態中。

ドラマは、死體を解剖する架空の「不自然死究明研究所（UDIラボ）」を舞台に、「死」の裏に隠された謎を解明するという法醫學ミステリー。石原の他に窪田正孝（29）や松重豊（55）などが脇を固め、一昨年ヒットした「逃げ恥」の野木亜紀子が腳本を手掛けている。

這部劇是以架空的專門解剖屍體的「不自然死究明研究所（UDI研究室）」為舞台，將隱藏在「死」中的謎團解開的法醫學探案故事。在石原以外還有窪田正孝（29）及松重豐（55）等卡司為本劇助陣，劇本則由前年的大熱劇《逃避可恥但有用》的編劇野木亞紀子親自操刀。

ライターの吉田潮氏は、

作家吉田潮說：

「今期のドラマの中ではピカイチじゃないでしょうか。ここ數年、石原さとみは女の子たちの憧れのような可愛い存在を演じていましたが、今回はクールな一面を上手く演じ切っています」

「在本季度的電視劇中，此劇絕對可算是拔得頭籌了。在這幾年裡，石原里美一直飾演讓女孩子們憧憬的可愛角色，這回卻將其酷酷的一面很好地展現了出來。」

彼女の熱演を褒めたうえ、

除去誇獎她出色的演技之外，

「専門的な題材に加え、女性差別の問題や労働問題にまで斬りこんでいる。まるで海外の人気ドラマのような雰囲気があります」

「在專業題材之上，還涉及到了性別差異的問題及勞動問題。這部劇有著海外人氣劇的氣質。」

今のところ、最高視聴率は13?1％だが、今後、さらに數字が伸びるのではないか、と期待を寄せるのだ。

到目前為止，該劇最高收視率是13.1%，但我們期待著在今後，它會獲得比這更高的收視率。

死人に出す金はない

死人不會出錢

それだけではない。解剖醫で千葉大附屬法醫學教育研究センターの岩瀬博太郎センター長も、

不僅僅如此，作為解剖醫，在千葉大學附屬法醫學教育研究中心擔任所長的岩瀨博太郎也說：

「これまでの醫療ドラマとは一線を畫したリアル感があり、日本における法醫學の現狀を、かなり忠実に描いているように思います」

「與目前為止的其他醫療電視劇不同，這部劇很有真實感，我認為它將日本法醫學界的現狀，非常忠實地描繪了出來。」

と語る。では、現実の法醫學の世界はどんな狀況だというのか。現在、日本では年間約130萬人の死亡者が出ているが、そのうち、約14％の17萬人が、「異狀死」として警察に屆けられている。

那麼，現實中法醫學的世界究竟是怎麼樣的呢？目前，日本每年會有大約130萬的死亡者，在這之中，有大約佔了14%的17萬人，被警方確定為「異常死」。

「この異狀死で亡くなった人のうち、事件性の有無を調べるために司法解剖されるのは4～5％、約8000體です。事件性がないと判斷された死體を扱う行政解剖を含めても、全體で12％程度。つまり異狀死の約9割が、解剖もされずに荼毘に付されていることになるのです」

「在這些異常死亡的人群當中，為調查事件真相而進行了司法解剖的佔4~5%，也就是大約8000人。就算包括對於不構成事件的死屍的行政解剖，總共也就12%左右。也就是說異常死中的大約9成，都未經解剖就直接火化了。」

となると、犯罪が闇に葬られている可能性も十分、あり得ることになる。

這樣一來，罪行被隱藏於黑暗中的可能性也非常大。

「この解剖率は、先進國の中では極めて低い數字です。米國は約60％、オーストラリアで約55％、スウェーデンにいたっては約90％といわれています。ドラマの中でも語られていましたが、日本は諸外國に較べて、法醫學の分野では後進國といっていい」

「這一解剖率在發達國家中算是非常低的數字了。美國大約為60%，澳大利亞約為55%，瑞典據說有約90%之高。這在電視劇中也有提到，日本與眾多國家相比，在法醫學領域屬於落後國家。」

なぜ、ここまで解剖率が低いのかと言えば、現在、法醫學者の醫師は全國で約150人、明らかな人材不足に加えて、設備にかける予算も足りないからだという。

說到為什麼解剖率會如此之低，主要是由於目前日本全國的法醫僅約150人，在明顯缺乏人才的情況下，設備所需的預算也很不充足。

「法醫學に対する國の考えは死人に出すお金はないということなのでしょう。解剖すれば、生きている人がよりよく生きることができるはずなのに、その発想が役人や多くの政治家に欠如している。給與も臨床醫に較べればはるかに安いことも影響しています。國にはドラマに登場するUDIラボのような獨立機関としての『研究所』を作ってほしい。このドラマが注目され、こうした実態に少しでも警鐘を鳴らしてくれるように願っています」

「國家對於法醫學的考慮可能就是死人不會出錢吧。明明要是解剖了的話，活著的人也能更好地生活下去，而官員和眾多的政治家顯然是缺乏這一認識的。從報酬上來說法醫與臨床醫生相比也明顯更低，這也是一個影響點。希望國家能創辦一個就像劇里的UDI研究室一樣作為獨立機構的『研究所』。希望由於這部劇受到矚目，也能給當前的現狀鳴鳴警鐘吧。」

石原さとみ、責任重大！

石原里美，可以說是責任重大！

是時候下定決心把日語學好了！

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