在你心中，是否也有一份無處安放的回憶，微微疼痛的青春…

天下 07-23

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朗讀者：周岩龍

BGM：想い出は遠くの日々

駅えきと駅えきとの間あいだは信しんじられないくらい離はなれていて、電車でんしゃは一駅ひとえきごとに信しんじられないくらい長ながい間あいだ停車ていしゃした。窓まどの外そとの見みたこともないような雪ゆきの荒野こうやも、じわじわと流ながれていく時間じかんも、痛いたいような空腹くうふくも、僕ぼくをますます心細こころぼそくさせていった。

站與站之間的距離遠得令人難以置信，電車在每一站停靠的時間也長得不可思議。無論是窗外那從未見過的大雪瀰漫的荒野，或是漸漸流逝的時間，還是腹痛般的飢餓感，都越發讓我感到不安。

…電車でんしゃはそれから結局けっきょく2時間じかんも何なにもない荒野こうやに止とまり続つづけた。たった一分いっぷんがものすごく長ながく感かんじられ、時間じかんははっきりとした悪意あくいをもって僕ぼくの上うえをゆっくりと流ながれていった。僕ぼくはきつく歯はをくいしばり、ただとにかく泣なかないように耐たえているしかなかった。明裡あかり、どうかもう家いえに帰かえっていてくれればいいのに…

…之後，電車在空曠的荒野上整整滯留了兩個小時。哪怕是一分鐘，我也感到無比漫長，時間，就像是惡作劇一般從我的頭頂上方緩緩流逝。我卻只能咬緊牙關，忍耐著，至少不讓自己哭出來。明裡，你要是已經回家就好了…

…その瞬間しゅんかん、永遠えいえんとか心こころとか魂たましいとかいうものがどこにあるのか、分わかった気きがした。13年間ねんかん生いきてきたことの全すべてを分わかち合あえたように僕ぼくは思おもい、それから次つぎの瞬間しゅんかん、堪たまらなく悲かなしくなった。明裡あかりのその溫ぬくもりを、その魂たましいをどのように扱あつかえばいいのか、どこに持もっていけばいいのか。それが僕ぼくには分わからなかったからだ。

…那一瞬間，我明白了所謂永遠、心、靈魂等諸如此類存在的地方。我們共同經歷共同分享了13年人生，13年的回憶，在下一個瞬間又讓人悲傷得無法抑制。明裡的那份溫暖和思念，我不知道該如何珍藏，也不知道該帶向何處。

僕ぼくたちはこの先さきもずっと一緒いっしょにいることはできないとはっきりと分わかった。僕ぼくたちの前まえには、いまだ巨大きょだいすぎる人生じんせいが、茫漠ぼうばくとした時間じかんがどうしようもなく、橫よこたわっていた。でも、僕ぼくを捉とらえたその不安ふあんはやがて緩ゆるやかに溶とけていき、後あとには明裡あかりの柔やわらかな唇くちびるだけが殘のこっていた。

我清楚地知道，我們不可能永遠在一起。我們將要迎接的，是那漫漫的人生長路，和那茫茫的時間長河。然而，我們卻無能為力。只是，這佔據在我心頭的不安竟漸漸消散，之後只剩下明裡柔軟雙唇的感覺。